❤︎ 見ることの誘惑 全53回 ♠️
♣️ テキストのタイトル、とりあげた主要作品一覧 ♦︎
2010年12月〜2017年7月
早見 堯
01<気化するタッチ、結晶化する表面> 2010年12月3日
サム・フランシス「無題」 川村記念美術館
02<二つの表面、そして・・・> 2010年12月5日
クロード・モネ 「睡蓮の池」ブリジストン美術館
03 <瞑想する平面> 2011年1月16日
ジョルジュ・ブラック「静物」1910~1911年 国立西洋美術館
04 <震える空気、浮遊する身体> 2011年2月11日
日高理恵子「樹を見上げてⅦ」東京国立近代美術館
番外編-1<クリエイティブの力−「わたし」は「つながり」のなかにいる> 2011年3月18日
「見ることの誘惑」*このテキストは「阿佐ヶ谷美術専門学校卒業修了制作作品集」ために2011年2月に執筆され3月に掲載刊行。3月11日の東日本大震災に遭遇し文の趣旨が震災後を生きるわたしたちの指針の一つだと思われたので<見ることの誘惑>に再録した。
05 <生きられる場所> 2011年6月13日
フィンセント・ファン・ゴッホ「ドービニーの庭」
06 <ポールは翻る旗を支えられるのか> 2011年7月11日
岡本太郎「空間」 1934年/1954年再制作
07<「見る」ことのシーソーゲーム> 2011年8月29日
高松次郎「日本語の文字」
08<アレゴリー・カルテットー> 2011年9月14日
「ヨコハマトリエンナーレ2011」から、ダミアン・ハースト「知識の木」
09<有限な網目、サイト・スペシフィックな水玉 > 2012年2月4日
草間彌生「No.H.Red」1961年 カンヴァス 油彩 東京国立近代美術館
10 <ポロックの線の痕跡は「地」を巡遊する> 2012年3月10日
ジャクソン・ポロック「インディアンレッドの地の壁画」1950年 キャンバス 油彩、エナメル塗料、アルミニウム塗料 183×243.5cm テヘラン現代美術館。
11<日常を侵犯する生の高揚> 2012年4月11日
ロベール・ドアノー「パリ市庁舎前のキス」1950
12<記憶と現在> 2012年6月20日
映画「ティファニーで朝食を」1960年 アメリカ パラマウント映画
13<「没入」中の動物を「見る」> 2012年6月20日
高橋由一「鮭」 油彩 紙 140×46.5cm 1877年 東京芸術大学美術館
14<空気で触れ、光を撃つ> 2012年6月20日
ポール・セザンヌ「カーテンのある静物」 1894-1895年 油彩 カンヴァス 55×74.5cm
エルミタージュ
番外編-2<クリエイティブの力-「信用」と「価値」> 2012年4月11日
「見ることの誘惑」番外編-2*「阿佐ヶ谷美術専門学校卒業修了制作作品集」ために2012年2月に執筆、3月に掲載刊行。
◉<15-1〜18>は人形町ヴィジョンズで開催されていた14名による「きらめく星座」展出品作品の一つとして、会期中の2012年7月3日~21日、ほぼ、毎日、投稿。
15-1<アーティスト/マジシャン-岡本太郎と高松次郎> <きらめく星座no.1>
2012年7月4日
「引き込み線」展図録掲載評論を転載。
15-2<隔たりの詩学> <きらめく星座 No.2> 2012年7月4日
ヨハネス・フェルメール「真珠の首飾りの少女」ベルリン国立美術館 1662-65年 油彩 カンヴァス 55×45cm
15-3<揺らめく空気>
<きらめく星座No.3>
2012年7月5日
ヨハネス・フェルメール「真珠の耳飾の少女」1665年ごろ マウリッツハイス美術館
15-4<凍った花> <きらめく星座No.4> 2012年7月7日
アンドレ・ケルテス 「モンドリアン宅にて、パリ」1926年 25×20cm ポンピドゥー・センター。阿佐ヶ谷美術専門学校研究紀要「ジ・アザー」創刊号に掲載された評論を転載。
15-5<イメージとことば> <きらめく星座No.5> 2012年7月7日
いいちこ「千年のいとなみを思う。」iichiko 駅ばり広告 2008年
16-1<翻る光と空気> <きらめく星座 No.6>2012年7月10日
長谷川等伯 「龍虎図屏風」六曲一双 紙本墨画 各154.2×340cm 1606年 ボストン美術館
16-2<生の臨場感> <きらめく星座 No.7> 2012年7月11日
吉田捻郎「作品」油彩、板 90×60.8cm 1955年 芦屋美術館所蔵
17-1<「はなやぎ」のなかで> <きらめく星座 No.8>
2012年7月12日
P・O・ルノワール「黒い服を着た婦人」油彩 カンヴァス 65.5×55.5cm 1876年 エルミタージュ美術館
17-2<Let it be > <きらめく星座No.9> 2012年7月14日
A・シスレー「ヴィルヌーヴ・ラ・ガレンヌ」カンヴァス 油彩 59.2×80cm 1872年 エルミタージュ美術館
18<垂直な漂流 > <きらめく星座 No.10> 2012年7月17日
田中信太郎「◯△□の塔と赤とんぼ」 2000年 越後妻有「大地の芸術祭」 新潟県十日町市 松代駅そばの棚田
19-1<新興美術に捧げて・・・> 2012年10月16日
村山知義「美しき少女等に捧ぐ」油彩 カンヴァス 94×80.5cm 1923年頃 神奈川県立近代美術館
19-2<「上」に描いて「下」を引き出す> 2012年10月16日
辰野登恵子「WORK80-P17」1987年 油彩・カンヴァス 248.5×333.3cm 辻和彦氏蔵
19-3<楕円力>2012年10月16日
篠山紀信「山口百恵」1977年 「THE PEOPLE by KISHIN 篠山紀信 写真力」展 の作品から
20<立ちのぼる「在る」> 2012年11月13日
児玉靖枝「深韻ー風の棲処十五」2012年 キャンヴァス・油彩 145.5×145.5cm
21<大地を紡ぎ、空気と光を織る>2012年12月11日
山田正亮「Work」シリーズの絵画
22<その場面を現れださせているのは誰なのか> 2013年2月9日
エル・グレコ「福音書記者聖ヨハネのいる無原罪のお宿り」油彩 カンヴァス 1595年ごろ サンタ・レオカディア・イ・サン・ロマン教区聖堂 トレド
23<貴婦人と一角獣 感覚と感覚を越えるもの> 2013年5月11日
「我が唯一の望み」(「貴婦人と一角獣」の一つ)約376×470cm 羊毛 絹 1500年ごろ クリュニー美術館
24<バロックの海、海のバロック> 2013年7月11日
アンドレアス・グルスキー「スキポール空港」インクジェットプリント 61.5×76.4cm 1994年
ロイ・リキテンスタイン「鏡の中の少女」エナメル塗料 鋼板 1965年 106.7×106.7cm The
Kyobi Foundation
ギュスターヴ・カイユボット「ヨーロッパ橋」1976年 油彩 カンヴァス アソシアシオン・デ・ザミ・デュ・プティ・パレ ジュネーヴ
27<「あいだ」だけ、または「あいだ」なし-「つくる」こと、「見る」こと> 2014年2月8日
篠原有司男「ラブリー・ラブリー・アメリカ(ドリンク・モア)」1964年 蛍光塗料、ラッカー、カンヴァス、石膏、ビン(コカコーラ)横浜美術館
28<風に包まれ、水に沈む>
2014年3月8日
児玉靖枝「わたつみ十一」2010年 油彩 キャンバス 112×162cm
29<立ち上がる、すだれる。舞う、うねる>(前編)2014年5月10日
尾形光琳「燕子花図屏風」六曲一双 江戸時代 根津美術館 東京
円山応挙 「藤花図屏風」 六曲一双 江戸時代 根津美術館 東京
30< 立ち上がる、すだれる。舞う、うねる>(後編)2014年6月12日
円山応挙 「藤花図屏風」 六曲一双 江戸時代 根津美術館 東京
31<「共に在る」感覚> 2014年7月15日
牛膓達夫個展「ひとつ、ふたつ、そして」
32<時の流れをさかのぼって> 2014年9月12日
ウジェーヌ・ブーダン「川沿いの牛の群れ」 油彩 カンヴァス 32×46,5cmル・アーヴル アンドレ・マルロー美術館
33<S状曲線にみる日本の美的テイスト> 2014年10月12日
菱田春草「柿に烏」1910年 絹本彩色 軸 115×50.1cm、渓斎英泉「鯉の滝登り打掛の花魁」1830-40年 76×25cm ボストン美術館
34<ノイズに開かれたオーバーレイなセンス>
2015年2月10日
平体文枝「小さく羽ばたくⅡ」2013年、油彩、オイルスティック、キャンバス、60×92cm
ルイ・ヴィトン財団コレクション展。「FACE
2015」展 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
36<絵画にまだ問題はあるのか> 2015年5月11日
「現代美術の展望(VOCA 2015)」展から、今井俊介「untitled 1」 アクリル、カンヴァス 180×200cm
37<流れと歩み> 2015年6月13日
中村一美 「絵巻18(親鸞上人絵伝)」2014年 アクリル 綿布 183.4×364.3cm 高橋龍太郎コレクション
38<絵画から遠く離れることはできるのか>
2015年7月11日
榎倉康二「Drawing B-No.19 」1981年 ボイル油、パステルコンテ、紙 110×200cm 高橋龍太郎コレクション
39<空間の肌理」は今・・・> 2015年8月10日
「加賀谷武作品集」(ギャラリー・ステーション)刊行を記念して。
アルフレッド・シスレー「サン=マメス六月の朝」1884年 油彩 キャンヴァス 54.6×73.4cm 東京 ブリヂストン美術館
41<モダニストー藤田嗣治> 2015年12月11日
「神兵の救出到る」1944年 192×357cm 油彩・キャンバス 東京国立近代美術館
43<他者を待ちながら> 2016年2月12日 番外編-3*原稿未掲載
大原美術館展から セガンティーニ/アルプスの真昼 アンリ・マティス/マティス嬢の肖像 東島毅/光のすきま
44<気づきの瞬間> 2016年5月10日
ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ「洗礼者聖ヨハネ」
45<沿う、ずれる> 2016年7月11日
牛膓達夫「うちまわり」 2016年 鉄 アクリル
*「αMプロジェクト2016 トランス/リアル—非実体的美術の可能性 Vol.2 牛膓達夫」キュレーター;梅津元、ギャラリーαM 2016年5月28日~7月2日。
根岸芳郎 「16-5-14」2016年 アクリル キャンバス 220×370cm
「在る表現—その文脈と諏訪 松澤宥・宮坂了作・辰野登恵子・根岸芳郎」展(茅野市美術館)で展示。
47<感覚の戯れを越えて> 2016年10月10日
杉本博司 「海景 ガリラヤ海 ゴラン」(キリストが歩いたとされる奇跡の場) 1992年 ゼラチン・シルバー・プリント 119.4×149.2cm *「杉本博司 ロスト・ヒューマン」展 東京都写真美術館。
水本修二 「空間関係」 高さ約400cm 直径約400cm 耐候性鋼 ステンレス 北海道訓子府町 レクレーション広場(協成) *東京、青山の「こどもの城」から移転設置。
小鶴幸一 「Grid
Composition-CVB」2016年 85×85cm *東京・銀座・ギャラリー58での小鶴幸一個展で展示。
山田正亮 「Work C-273」1966年 162×130cm 埼玉県立近代美術館所蔵
田中信太郎「無域」(without
bounds) 1999年 真鍮 260×250×20cm 東京国立近代美術館所蔵
馬場健太郎「ハルガスミ」2015年 58×58cm 油彩 エマルジョンキャンバス*ティル・ナ・ノーグギャラリー 2016年10月の個展で展示 東京。
53<「一つと二つあるいはそれ以上」、「分ける(わかる)」と「組みあわせる(再生産する)」> 2017年7月09日
エドヴァルド・ムンク「雪の中の労働者」(1910年 国立西洋美術館 東京)
(はやみ たかし)